トップ
>
仇心
ふりがな文庫
“仇心”の読み方と例文
読み方
割合
あだごころ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あだごころ
(逆引き)
恋は必ず破れる、女心男心は秋の空、必ず
仇心
(
あだごころ
)
が
湧
(
わ
)
き起り、去年の恋は今年は色がさめるものだと分っていても、だから恋をするなとは言えないものだ。
教祖の文学:――小林秀雄論――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
仇心
(
あだごころ
)
なき身ながらも。その様子の高尚なると。学術のほどのしたわれて。われしらず鼻じろむなるべし。勤もかねて聞き伝え。こうもやなど思いつる
予想
(
おもい
)
のほかのおとなしさ。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
面倒
(
めんどう
)
な気がして、源氏は
東琴
(
あずまごと
)
(
和琴
(
わごん
)
に同じ)を手すさびに
弾
(
ひ
)
いて、「
常陸
(
ひたち
)
には田をこそ作れ、
仇心
(
あだごころ
)
かぬとや君が山を越え、野を越え
雨夜
(
あまよ
)
来ませる」という
田舎
(
いなか
)
めいた歌詞を、優美な声で歌っていた。
源氏物語:05 若紫
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
仇心(あだごころ)の例文をもっと
(4作品)
見る
仇
漢検準1級
部首:⼈
4画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“仇”で始まる語句
仇
仇敵
仇討
仇名
仇気
仇打
仇花
仇讐
仇英
仇人
検索の候補
復仇心
“仇心”のふりがなが多い著者
三宅花圃
紫式部
坂口安吾