“予想”のいろいろな読み方と例文
旧字:豫想
読み方割合
よそう64.3%
おもい7.1%
よさう7.1%
アンチシペーション7.1%
テップ7.1%
ミコミ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その年(とし)は、りんごに虫(むし)がつかずよく実(みの)って、予想(よそう)したよりも、多(おお)くの収穫(しゅうかく)があったのであります。村(むら)の人々(ひとびと)は、たがいに語(かた)らいました。
牛女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
仇心(あだごころ)なき身ながらも。その様子の高尚なると。学術のほどのしたわれて。われしらず鼻じろむなるべし。勤もかねて聞き伝え。こうもやなど思いつる予想(おもい)のほかのおとなしさ。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
作(さく)の出来栄(できばえ)を予想(よさう)して、放(はな)つ薫(かほり)、閃(ひら)めく光(ひかり)の如(ごと)く眼前(がんぜん)に露(あら)はれた此(こ)の彫像(てうざう)の幻影(げんえい)は、悪魔(あくま)が手(て)に、帯(おび)を奪(うば)はうとして、成(な)らず、衣(きぬ)を解(と)かうとして、得(え)ず、縛(いまし)められても悩(なや)まず、鞭(むちう)つても痛(いた)まず
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
後年のデパートメントストアの予想(アンチシペーション)であり胚芽(エンブリオ)のようなものであったが、結局はやはり小売り商の集団的蜂窩(ほうか)あるいは珊瑚礁(さんごしょう)のようなものであったから
銀座アルプス (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
番組を白眼(にら)んで賭け馬の選択にかかろう——と言ったって、ナオミ・グラハム夫人は兄が賭人(ブッキイ)をしているのでいろいろ玄人(くろうと)の予想(テップ)が貰えるけれど
犯人(ホシ)は、いまのところ女だという予想(ミコミ)なんで、懸命(ガセイ)にその女の行衛(アシドリ)を捜(ヒロ)ってるんだね。……結局
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)