“テップ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:てっぷ
語句割合
20.0%
賭け札20.0%
予報20.0%
予想20.0%
木札20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金をテップに換えてやった額だけ、そっくりそのままハウスの所得なんだから、誰が勝とうが負けようが、あとは卓子テーブルの上を色付きの木片が動くだけで
これは赤・白・黒の三種に塗られた円い木片で、赤のが五十エスクウド——約五円——白は三十エスクウド——ざっと三円——一円どこの十エスクウドのは黒のテップだった。
つまり、どこの博奕場とも同じに直接現金でやり取りするんではなく、一応はじめに金をこの「賭け札テップ」にえて、これで勝負を争うのだ。
毎晩なかなか人数にんずが多い——これにはリンピイの客引きもあずかって力がある——のだから、はじめ二時にどかんと「賭け札テップ」を売った金だけでも、往々にして
予報テップ売りの口上だ。私も買ってみたが、帳面のきれはしに馬の番号が出鱈目でたらめに——どうもそうとしか思われない——なぐがきしてあるだけだ。
番組を白眼にらんで賭け馬の選択にかかろう——と言ったって、ナオミ・グラハム夫人は兄が賭人ブッキイをしているのでいろいろ玄人くろうと予想テップが貰えるけれど
こうして船員の金はお婆さんへ移り、よそへ持って行っては価値のない木札テップだけが、男から男へ取引きされてるうちに、単純なかるたげいむだから興亡は転々として、やがて決勝時に近づく。五時だ。