“定石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうせき81.8%
ぢやうせき9.1%
きまり4.5%
じやうせき4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何かにつけて、この調子だから、定石じょうせきで行くと手が狂う。およそ、何がはかり難いというて、うつけ者の出来心ほど怖いものはない」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蹴飛ばすのは定石ぢやうせきだが、ブラ下がつて後ろへ踏臺を蹴飛ばすのは、手練がいりますね。あつしも隨分首縊りを見たが、踏臺は十人が十人前へ蹴飛ばすやうで
平次の問ひは定石きまり通りでした。昨夜最後に清太郎に逢つた者と、今朝最初に死骸を見付けた者が、當然なにかの意味を持つことになるのです。
平次の問ひはいよ/\定石じやうせきはづれです。