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偽筆
ふりがな文庫
“偽筆”の読み方と例文
旧字:
僞筆
読み方
割合
ぎひつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎひつ
(逆引き)
あいつは
悪
(
わ
)
るい
奴
(
やつ
)
で、よく
偽筆
(
ぎひつ
)
へ
贋落款
(
にせらっかん
)
などを
押
(
お
)
して売りつけるそうだから、全く君の事も
出鱈目
(
でたらめ
)
に
違
(
ちが
)
いない。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「断じて、
偽筆
(
ぎひつ
)
ではありません。わたくしは曹操の筆蹟は、若い時から見ているので」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……ところで、わしが以前、
済州
(
さいしゅう
)
の城内で少しばかり世話してやった書生がある。その
蕭譲
(
しょうじょう
)
という者じつに
偽筆
(
ぎひつ
)
の名人なのだ。どんな
碑文
(
ひもん
)
だろうが
軸物
(
かけもの
)
だろうが、ひと目見たら忘れない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
偽筆(ぎひつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
偽
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“偽”で始まる語句
偽
偽物
偽瞞
偽者
偽装
偽君子
偽善
偽飾
偽盲
偽善者
“偽筆”のふりがなが多い著者
吉川英治
夏目漱石