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掛樋
ふりがな文庫
“掛樋”の読み方と例文
読み方
割合
かけひ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけひ
(逆引き)
そしてもう半年も前から精進していた他の数巻とあわせて経箱へおさめ、また自身、廊の端の
掛樋
(
かけひ
)
へ行って、課業のすんだ
硯
(
すずり
)
の墨を洗っていた。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
庭へ下り、太い
掛樋
(
かけひ
)
で山から引いて来てある水で顔を洗い、全身を拭うと、冷かな山気が肌に迫る。
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
そうしてどの家も雀の住むための瓦の
隙間
(
すきま
)
を作らぬために、この村の雀は
掛樋
(
かけひ
)
に巣くって、大雨の日には流れ落ち、または煙突の掃除をすると、三戸分ぐらいの巣が出ることも
稀
(
まれ
)
ではない。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
掛樋(かけひ)の例文をもっと
(9作品)
見る
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
樋
漢検準1級
部首:⽊
15画
“掛”で始まる語句
掛
掛合
掛念
掛金
掛物
掛声
掛茶屋
掛行燈
掛蒲団
掛川
“掛樋”のふりがなが多い著者
吉江喬松
吉川英治
柳田国男