“かけひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
74.0%
掛樋9.4%
駈引8.3%
懸樋5.2%
懸引1.0%
1.0%
駆引1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拝啓昨今御病床六尺の記二、三寸にる不穏に存候間御見舞申上候達磨儀も盆頃より引籠り縄鉢巻にての滝に荒行中御無音致候
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
庭へ下り、太い掛樋で山から引いて来てある水で顔を洗い、全身を拭うと、冷かな山気が肌に迫る。
木曽御嶽の両面 (新字新仮名) / 吉江喬松(著)
大挙して突進すると鬼が誰をつかまえようかと狼狽る、それが附目なのである。下駄が一ツ二ツ残ると、それからが駈引きで面白く興じるのだ。
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
池のに落ちつつとほる水の音懸樋は冬のものにぞありける
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そして出かけるたびに私は、「懸引きを上手にしてできるだけ安く買って来るんだよ。高いのを買って来ては駄目だよ」
それから、最後に今一つの重要な——それはおかみさんにとって——商売上の懸引きについての特別の注意も与えた。
新聞社同志の虚々実々の駆引きは勿論である。けれど、坂田と東京方棋士乃至将棋大成会との間にわだかまる感情問題、面目問題はかなりに深刻である。
聴雨 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)