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布局
ふりがな文庫
“布局”の読み方と例文
読み方
割合
ふきょく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふきょく
(逆引き)
古今の浮世絵にして男女相愛の
様
(
さま
)
を描きしもの
枚挙
(
まいきょ
)
に
遑
(
いとま
)
あらず。然れども春信の板画の如く美妙に
看者
(
かんしゃ
)
の空想を
動
(
うごか
)
すものは
稀
(
まれ
)
なり。春信の板画は
布局
(
ふきょく
)
設色
(
せっしょく
)
相共
(
あいとも
)
に単純を極む。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
全体の
布局
(
ふきょく
)
があのために、どのくらい
活
(
い
)
きているかわかりません
秋山図
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ゴンクウルは歌麿が
蚊帳美人
(
かちょうびじん
)
の
掛物
(
かげもの
)
につきて、その蚊帳の
緑色
(
りょくしょく
)
と
女帯
(
おんなおび
)
の
黒色
(
こくしょく
)
との用法の如き全く板画に
則
(
のっと
)
りしものとなせり。肉筆画の木板画に及ばざる
他
(
た
)
の理由は
布局
(
ふきょく
)
の点なり。
浮世絵の鑑賞
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
布局(ふきょく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“布局”の意味
《名詞》
布 局(ふきょく)
碁石を碁盤の上に配置すること。
全体の配置。
(出典:Wiktionary)
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
局
常用漢字
小3
部首:⼫
7画
“布”で始まる語句
布
布団
布令
布子
布片
布施
布巾
布衣
布袋
布哇
“布局”のふりがなが多い著者
永井荷風
芥川竜之介