“新来”のいろいろな読み方と例文
旧字:新來
読み方割合
イマキ50.0%
しんき12.5%
いまき12.5%
きたて12.5%
しんらい12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祭礼に人形ニンギヤウを持ち出す社は、今でも諸地方にある。殊に、八幡系統の神社に著しい。八幡神は、疑ひもなく、奈良朝に流行した新来イマキの神である。
だから「昨日きのうのだ」「新来しんきだ」と騒ぐうちには、自分が彼らと同様の苦痛をめなければならないほど堕落したのを快く感ずると共に
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その家にたずねて来る古い留学生や、新来いまきの帰化僧などに尋ねることも、張文成などの新作の物語りの類を、問題にするようなのとも、亦違うていた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
その証拠には新来きたてのお客には、べた一面にたかって、夜通しいじめるが、少し辛抱していると、向うから、愛想あいそをつかして、あまり寄りつかなくなるもんだと云う。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
で、さっそく王女は、この新来しんらい客人きゃくじんが、ほかのれんじゅうとはまったくかわっていることに気がつきました。