今来イマキ)” の例文
旧字:今來
此外に、語部の口や、フビトの筆に洩れた今来イマキの神で、後世、根生ひの神の様に見えて来た方々も、必、多いことゝ思はれる。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
唯さへ、おほまがつび・八十まがつびの満ち伺ふ国内クヌチに、生々した新しい力を持つた今来イマキの神は、富みも寿も授ける代りに、まかり間違へば、恐しい災を撒き散す。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)