“しんせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
親切43.9%
深切42.9%
心切7.1%
信切3.1%
深雪1.0%
真切1.0%
臣節1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうしてその青年が、青二にそう親切なのか分らなかった。しかし今はその青年に力を借りるよりほか道がないことが、青二に分っていた。
透明猫 (新字新仮名) / 海野十三(著)
でも、あなたの御深切が、今ではもう、妾には忘れ難いものになって了った。あなたのおでなさらぬ夜が淋しく感ぜられさえする。
一人二役 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
返禮が氣の毒なとて、心切かは知らねど十軒長屋の一軒は除け物、男は外出がちなればいさゝか心に懸るまじけれど女心には遣る瀬のなきほど切なく悲しく
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
まずよりるまで只管米をにてもにせず其勤め方信切なりければ主人益々悦び多くの米も一向に搗減なく取扱ひ夫より其年の給金
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
低い丘陵の中に深雪に埋れて冬を過ぎて行くA村のさまは、その手紙を貰つて五六日経つた後にも、猶ほをり/\Kの頭に思ひ出された。
田舎からの手紙 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
余このごろ西先生の教門論をに、その文真切、その義奥妙、反復数回発明するところ少々ならず。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
ただ主人足利尊氏の不心得からやむなくそうなったものだろうが、主に仕えては死を惜しまぬは、また武門の臣節でもある。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)