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信切
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しんせつ
ふりがな文庫
“
信切
(
しんせつ
)” の例文
夫とも私が泣いて居るから
信切
(
しんせつ
)
に夫を慰めようとて来て下さッたのかも知ませんが、今と
為
(
なっ
)
ては恐しくも有ません、首切台は知て居ます
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
羨
(
うらや
)
まず
旦
(
あした
)
より
暮
(
くる
)
るまで
只管
(
ひたすら
)
米を
搗
(
つき
)
一
粒
(
つぶ
)
にても
空
(
むだ
)
にせず其勤め方
信切
(
しんせつ
)
なりければ主人益々悦び多くの米も一向に
搗減
(
つきへり
)
なく取扱ひ夫より其年の
給金
(
きふきん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
見るのもいやなんだもの。
信切
(
しんせつ
)
な人ではあるし……。信切にされるほど厭になるんだもの。誰かのように、
実情
(
じつ
)
がないんじゃアなし、義理を知らないんじゃアなし……
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“信切”で始まる語句
信切顔