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『田舎からの手紙』
ふりがな文庫
『
田舎からの手紙
(
いなかからのてがみ
)
』
なつかしきK先生、 ゴオと吹きおろす凩の音に、又もや何等の幸福も訪れずに、夕暮がさびしくやつてまゐりました。遠くには、高社山の白皚々とした頭を雲の上にあらはし、はかなく栄える夕日を浴びて、永遠に黙つて悲惨な色を出して輝いてをります。飛び行く …
著者
田山録弥
著者
田山花袋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新小説 第二十三年第二号」1918(大正7)年2月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約36分(500文字/分)
朗読目安時間
約59分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
戦
(
おび
)
埋
(
うづも
)
端
(
はな
)
真盛
(
まつさかり
)
凝
(
じつ
)
偽
(
うそ
)
上
(
あが
)
温
(
ぬる
)
川畔
(
かはばた
)
潮
(
うしほ
)
深雪
(
しんせつ
)
頭髪
(
かみのけ
)
白頭
(
しらが
)
相面
(
あひづら
)
真
(
まこと
)
金仏
(
かなぼとけ
)
階梯
(
はしご
)
撮
(
と
)
僕
(
しもべ
)
勢
(
いきほひ
)
十
(
とを
)
宿割
(
やどわり
)
氷柱
(
つらゝ
)
為方
(
しかた
)
小言
(
こごと
)
盛
(
さかん
)
嚇
(
おど
)
呼吸
(
いき
)
半
(
なかば
)
巴渦
(
うづ
)
簡
(
かん
)
自暴
(
やけ
)
深雪
(
みゆき
)
鉦
(
かね
)
劈
(
つんざ
)
頭髪
(
かみ
)