“金仏”のいろいろな読み方と例文
旧字:金佛
読み方割合
かなぶつ63.6%
かなぼとけ27.3%
カナボトケ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ、わかりました。御本尊ごほんぞん金仏かなぶつさまががったのです。ほら、あのとおりお口のはたに、あんこがいっぱいついています。」
和尚さんと小僧 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
それがおれの手にかかると、あの通り好きものになるぢやないか? 侍従にした所が金仏かなぼとけぢやなし、有頂天にならない筈はあるまい。
好色 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
熱や 悲しや 金仏カナボトケけい。けいや。
河童の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)