金仏かなぼとけ)” の例文
旧字:金佛
それがおれの手にかかると、あの通り好きものになるぢやないか? 侍従にした所が金仏かなぼとけぢやなし、有頂天にならない筈はあるまい。
好色 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「あのきりょうですが、お夢さんと来たら、全く金仏かなぼとけですね、——あっしは昔から知っておりますが」
『善光寺のトウ/\念仏とをからとを申せば必金仏かなぼとけになる』かういふ唄があるのを、呼吸いきをつかずに一呼吸に言へるか言へないかと言つて、一生懸命にそれをやつて見せて
田舎からの手紙 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)