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心機
ふりがな文庫
“心機”の読み方と例文
読み方
割合
しんき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんき
(逆引き)
諸君雄豪誠実、
豈
(
あに
)
退心あるべけんや、と云いければ、諸将
相
(
あい
)
見
(
み
)
て
敢
(
あえ
)
て
言
(
ものい
)
うものあらず、全軍の
心機
(
しんき
)
一転して、生死共に王に従わんとぞ決しける。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
こうふたりの君臣のあいだは、微妙な
心機
(
しんき
)
と心機にあるらしく、
傍
(
はた
)
からは眼に見ていても、
模糊
(
もこ
)
としていて、どっちの腹芸なのかわからなかった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
よく云えば執着がなくて、
心機
(
しんき
)
がむやみに転ずるのだろうが、これを俗語に翻訳してやさしく云えば奥行のない、
薄
(
うす
)
っ
片
(
ぺら
)
の、
鼻
(
はな
)
っ
張
(
ぱり
)
だけ強いだだっ子である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
心機(しんき)の例文をもっと
(3作品)
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“心機”の意味
《名詞》
心 機(しんき)
心の働き。
(出典:Wiktionary)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
“心機”で始まる語句
心機一転
検索の候補
心機一転
“心機”のふりがなが多い著者
幸田露伴
夏目漱石
吉川英治