“余戸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまべ60.0%
あまりべ20.0%
あまるべ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爾来記録を尋ね文書を探って、多少得るところあるを自覚し、十月京都大学読史会大会で、「余戸あまべ」に関する研究の一端を発表した。
編輯雑感 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
出雲の余戸あまりべを解して、「神亀四年の編戸に依る」とあって、天智天皇八年庚午の戸籍にも漏れていたものが、この年新たに戸に編せられ
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
余戸あまるべを後世時に余目あまるめに訛り、「田部井」と書いてタメガイと呼ぶ姓のあるように、田部が「タメ」となり、さらに「タミ」と転じたものであろう。田部はすなわち農民である。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)