余戸あまりべ)” の例文
出雲の余戸あまりべを解して、「神亀四年の編戸に依る」とあって、天智天皇八年庚午の戸籍にも漏れていたものが、この年新たに戸に編せられ
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
また諸国に多い余戸あまりべの如きも、「高山本寺和名抄」によれば、「班田に入らざる之を余戸といふ」とあって、土地を有せず、農民ではなかったものらしい。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)