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しんき
ふりがな文庫
“
新規
(
しんき
)” の例文
柳
(
やなぎ
)
の
葉
(
は
)
の
翠
(
みどり
)
を
透
(
す
)
かして、
障子
(
しやうじ
)
の
紙
(
かみ
)
は
新
(
あた
)
らしく
白
(
しろ
)
いが、
秋
(
あき
)
が
近
(
ちか
)
いから、
破
(
やぶ
)
れて
煤
(
すゝ
)
けたのを
貼替
(
はりか
)
へたので、
新規
(
しんき
)
に
出來
(
でき
)
た
店
(
みせ
)
ではない。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
加へ
新規
(
しんき
)
に
建添
(
たてそへ
)
などし失費も
厭
(
いと
)
はず人歩を
増
(
まし
)
て急ぎければ
僅
(
わづか
)
の日數にて
荒増
(
あらまし
)
成就
(
じやうじゆ
)
したれば然ば
迚
(
とて
)
一先歸國すべしと旅館へは召し連下男一人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「まあ、すんだことはどうだっていい。それより、おれはねむくってしかたがないんだ。何もかもねむってからのこと。それから、
新規
(
しんき
)
まきなおしだ。あーあ……。」
少年探偵団
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「またお邪魔をいたします。私も
漸
(
やうや
)
く甲府の旅から戻りましたので、
新規
(
しんき
)
卷
(
ま
)
き直しで、佐野松さん殺しの下手人を搜したいと思ひます。何彼と、おうるさいことでせうが」
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
光秀の
姪
(
めい
)
がいると聞いて、彼女にも会わせ、また、夫人の口添えもあったりして、ここに、明智の
裔族
(
えいぞく
)
光秀は、織田家の下に属して、士隊長として
新規
(
しんき
)
四千貫——美濃
安八郡
(
あんぱちごおり
)
の一部をその領地として
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
示し其より江戸表へ下る
可
(
べし
)
と
相談
(
さうだん
)
一決
(
いつけつ
)
せしが未だ御家來不足なり大坂にて
召抱
(
めしかゝへ
)
んと夫々へ申付此度
新規
(
しんき
)
に抱たる者共には
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お糸と申すのは、
新規
(
しんき
)
に參つた召使で、無理に引留めたのは惡かつたが、そのために、奧方樣まで
害
(
あや
)
められては、この儘には許し難い。どんな入費や手數を掛けても、曲者を
銭形平次捕物控:289 美しき人質
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
こういう中で、岡崎城の家中近藤平六は、
新規
(
しんき
)
御加増となった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
出し
新規
(
しんき
)
に抱へる者共には用人
立花左仲
(
たちばなさちう
)
安間
(
あんま
)
平左衞門又中小姓には安井伊兵衞
孕石
(
はらみいし
)
源兵衞其外
徒士
(
かち
)
六人の者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一文
商
(
あきな
)
ひでも始めるなら、お妙へ入れ揚げた講中へ、奉加帳を廻して少しくらゐの
資本
(
もとで
)
は集めてやるぜ。——今までのことは夢とあきらめて、今日から
新規
(
しんき
)
蒔直
(
まきなほ
)
しに踏み出すんだ
銭形平次捕物控:315 毒矢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
新規
(
しんき
)
お召抱えの田舎侍
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
規
常用漢字
小5
部首:⾒
11画
“新規”で始まる語句
新規蒔直
新規則
新規卷直