“召抱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めしかゝ38.5%
めしかか38.5%
めしかゝへ7.7%
かか7.7%
めしかかえ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
望む共召抱めしかゝへらるべき樣なし然とて空然々々うか/\當屋敷に居る時はやがて平左衞門同樣に呼出さるべし尤も我せるつみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
……しかし、慶喜よしのぶ公の知遇や、恩人の死や、いろいろ義理ずくめの事情で、近いうちに、正式に、藩へお召抱めしかかえになることに決まった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
示し其より江戸表へ下るべし相談さうだん一決いつけつせしが未だ御家來不足なり大坂にて召抱めしかゝへんと夫々へ申付此度新規しんきに抱たる者共には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その兄弟のために召抱かかえ入れた乳母うばが、ある時
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
老女はしばらく案じてからいった。御用に立ちそうな人と思われるから、お召抱めしかかえになるように申し立てようと思う。しかしその紋は当分御遠慮申すが好かろう。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)