“かみけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
髪毛85.7%
神気14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからいかにもむしゃくしゃするという風にそのぼろぼろの髪毛（かみけ）を両手で掻きむしっていました。
土神ときつね (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)
お日さんは丘の髪毛（かみけ）の向うの方へ沈（しず）んで行ってまたのぼる。
若い木霊 (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)
いわゆる神気（かみけ）の副（そ）うた女人は、昔も今も常に饒舌（じょうぜつ）で、またしばしば身の恥は省みずに、自分しか知らなかったような神秘なる真実を説こうとしている。
木綿以前の事 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)