“神気”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しんき57.1%
かみけ14.3%
かみげ14.3%
こころ14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“神気”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌3.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その効験は著しいもので、お豊はそのあくる朝から神気しんきがさわやかになって、七日ほどの後には元の達者なからだに回復した。
半七捕物帳:26 女行者 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
本草家峠宗寿軒の煎じた薬湯、別に何の薬というでもありませんが、神気しんきさわやかにして、邪気を払う程度のもの、唇のところへ持って行くと、高価な薬の匂いがプーンとします。
いわゆる神気かみけうた女人は、昔も今も常に饒舌じょうぜつで、またしばしば身の恥は省みずに、自分しか知らなかったような神秘なる真実を説こうとしている。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
……すなわち昔はこれを『神憑かみうつり』とか『神気かみげ』とか『神上かみあがり』とか称していたもので、はなはだしいのになるとその期間が余り長いために、真実ほんとうに死んだものと思って土葬した奴が、墓の下で蘇った……なぞいう記録さえ珍らしくない。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
神気こころ疲労つかれが極点に達した時、相手は自然ひとりでに仆れるか、自暴自棄に斬りかかって来るか、二つに一つに出ることは解っていた。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
頼母は、しぼんだ朝顔を逆さに懸けたような形の紙帳の、そのがくにあたる辺を睨み、依然として刀を構えていたが、次第に神気こころが衰え、刀持つ手にしこりが来、全身に汗が流れ、五体からだに顫えが起こり、眼が眩みだして来た。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)