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情緒
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こゝろ
ふりがな文庫
“
情緒
(
こゝろ
)” の例文
丑松は仙太を
背後
(
うしろ
)
から
抱〆
(
だきしめ
)
て、誰が見ようと笑はうと
其様
(
そん
)
なことに頓着なく、
自然
(
おのづ
)
と
外部
(
そと
)
に表れる深い
哀憐
(
あはれみ
)
の
情緒
(
こゝろ
)
を寄せたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
形容と
情緒
(
こゝろ
)
のうら若さ。平和と幸福のうら若さ。
偏奇館吟草
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
先輩の死——どうして
其様
(
そん
)
な馬鹿らしいことが細君の夢に入つたものであらう。しかし其を気にするところが女だ。と斯う感じ易い異性の
情緒
(
こゝろ
)
を考へて、いつそ
可笑
(
をか
)
しくも思はれた位。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“情緒”の意味
《名詞》
ある文物や場所などに接したときに受けるさまざまな感情。風情。雰囲気。
喜怒哀楽を生む心の動き。情動。
(出典:Wiktionary)
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
緒
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“情緒”で始まる語句
情緒纏綿
情緒主義
情緒的
情緒感的
情緒纒綿