“意志(こゝろ)” の例文
巫女(くちよせ)の唱(とな)へたことだけでは惡戯(いたづら)な若(わか)い衆(しゆ)の意志(こゝろ)も知(し)らない二人(ふたり)には自分等(じぶんら)がいはれて居(ゐ)ることゝは心(こゝろ)づく筈(はず)がなかつたのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
彼女(あれ)の諾否(いなや)が肝腎(かんじん)、吾等(われら)の意志(こゝろ)は添物(そへもの)、女(むすめ)が諾(うけひ)く上(うへ)は吾等(われら)の承諾(しょうだく)は其(その)取捨(しゅしゃ)の外(ほか)には出(で)ませぬ。