こゝろ)” の例文
ライプニツツが樂調の美を知るを無意識中の算術といひしもおなじ談理の境なり、若し美のこゝろを碎いて理に入るダス、ロオギツシエことあらずは、審美學は起らざるべし。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)