“感傷主義”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
センティメンタリズム20.0%
かんしょうしゅぎ20.0%
サンチマンタリスム20.0%
サンテイマンタリスム20.0%
センチメンタリズム20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俊助は好奇心が動くと共に、もう好い加減にアルコオル性の感傷主義センティメンタリズムは御免を蒙りたいと云う気にもなった。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「それは一種の感傷主義かんしょうしゅぎだ。もはや人類は、そういう能力を全然失っている。海中生活に耐える器官は痕跡こんせき程度残っているかもしらんが、海中棲息せいそくの本能なんど有るもんですか」
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
リイル・アダンの『残酷篇コント・クリュエル』という短篇小説集に『感傷主義サンチマンタリスム』と題する一話が収められている。
感傷主義:X君とX夫人 (新字新仮名) / 辰野隆(著)
非現實主義イレアリスム苦惱主義ドロリスムお追從主義ヴーロアル・プレール群居主義グレガリスム、それに感傷主義サンテイマンタリスム。そして、社會の肉體についてゐる以上五つの病傷の中には、女陰の形をした無數のバチルスが見いだされるといふ。
持つて生れた人道主義と感傷主義センチメンタリズムが承知しないで、遂に足を踏入れた事が無い。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)