“主義”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゆぎ50.0%
しゅぎ25.0%
プリンシプル8.3%
法式8.3%
理由8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方で家の爲といふのをたてにすれば、一方では個人主義しゆぎ振廻ふりまはす。軈がては親は子に對つて、不孝ふかうなるやくざ者とのゝしる、子は親に對つて、無慈悲じひかたりだとどく吐く。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
何よりも、りきかえること、大声おおごえを立てることがきらいです。どんなことでも、静かに話せばわかり、また、静かにはなわなければ面白おもしろくないという主義しゅぎなのです。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)
吾人が日本文学史を研究するに当りて、第一に観察せざる可からざる事は、如何なる主義プリンシプル、如何なる批評眼、如何なる理論セオリーが、主要ヲーソリチーの位地を占有しつゝありしかにあり。
ラハーキャローというのはまことの神が勝つなりという意味である。それで式を終るのでございますが、随分仏教上の主義法式としては厳烈にして勇壮な有様を呈して居ります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
だから少し遠いところで買うがいいというような主義理由で、つまり自分が命令して殺したんではないといういわゆる仏教上の清浄しょうじょうの肉を得んために、そういう事をやります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)