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漢意
ふりがな文庫
“漢意”の読み方と例文
読み方
割合
からごころ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からごころ
(逆引き)
『直毘の霊』の中にはまた、中世以来の政治、
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
の御制度が
漢意
(
からごころ
)
の移ったもので、この国の
青人草
(
あおひとぐさ
)
の心までもその
意
(
こころ
)
に移ったと嘆き悲しんである。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
たといそれがやむにやまれぬ
慨世
(
がいせい
)
のあまりに出た言葉だとしても、天子を
挾
(
さしはさ
)
むというはすなわち武家の考えで、篤胤の
弟子
(
でし
)
から見れば多分に
漢意
(
からごころ
)
のまじったものであることは争えなかった。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
この二つは元来同じものではない。名高い弘道館の碑文にもあるように、神州の道を敬い同時に儒者の教えをも
崇
(
あが
)
めるのが水戸の傾向であって、国学者から見れば多分に
漢意
(
からごころ
)
のまじったものである。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
漢意(からごころ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“漢意”の解説
漢意(からごころ)は、本居宣長が提唱した国学における思想概念・批評用語の一つで、大和魂の対義語として定義される。同義語として「漢籍意」や「漢国意」などもある。「唐心(からごころ)」の意でもある。
(出典:Wikipedia)
漢
常用漢字
小3
部首:⽔
13画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
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