“救世主”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
メシア25.0%
きゅうせいしゅ25.0%
きうせいしゆ12.5%
すくいぬし12.5%
すくひぬし12.5%
キリスト12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この聖譚曲オラトリオ敬虔雄麗けいけんゆうれいな美しさは、古今、ヘンデルの「救世主メシア」と比較されるだけで、幾多の人の心のかてとなったかわからないのである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
それよりモスクワ川向かわむこうまち景色けしきなどを見渡みわたしながら、救世主きゅうせいしゅ聖堂せいどうや、ルミャンツセフの美術館びじゅつかんなんどをまわってた。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
れよりモスクワ川向かはむかふまち景色けしきなどを見渡みわたしながら、救世主きうせいしゆ聖堂せいだうや、ルミヤンツセフの美術館びじゆつくわんなんどをまはつてた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
わたしにとっては恋以上のお方! ……救世主すくいぬし! ……おおおお、でも
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
われらを愛する者、人誰か愛せざらむ、わが心、救世主すくひぬしを見て、躍り喜ぶ。もろ/\の信者たちきたれ、われらが爲に生れ出で給ふこの幼兒をさなごたつとうやまはむ。
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
われち、とりぶやうに、ばら/\ると、さすがは救世主キリストのお乳母うばさん、のさつと太陽した一人ひとりうづたかくろふく突立つゝたつて、狂人きちがひ向合むきあつてかゞみましたつけが、かなはなくつたとえて
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)