“聖堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいどう55.6%
せいだう33.3%
ル・タンプル11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供の時聖堂せいどうの図書館へ通って、徂徠そらい蘐園十筆けんえんじっぴつをむやみに写し取った昔を、生涯しょうがいにただ一度繰り返し得たような心持が起って来る。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
れよりモスクワ川向かはむかふまち景色けしきなどを見渡みわたしながら、救世主きうせいしゆ聖堂せいだうや、ルミヤンツセフの美術館びじゆつくわんなんどをまはつてた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
聖堂ル・タンプル」拘置所付使丁ミッシェル、同ル・サンルウの二人によって裏門からこっそり運びだされ、サントマルグリート街の共同墓地へ埋葬された。
カストリ侯実録 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)