“聖堂裏”の読み方と例文
読み方割合
せいだううら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「玉屋の番頭の甚助が、湯島の聖堂裏せいだううらで絞め殺されて居るのを、往來の人が見付けて大騷ぎして居ますよ」
聖堂裏せいだううらから其頃は茶店などのあつたお茶の水のがけの上へ行つて見ると、其邊はもう一パイの彌次馬、町役人や元町の文七と言ふ中年者の御用聞などが、聲をらしてそれを追つ拂つて居ります。