“捨身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すてみ66.7%
しゃしん26.7%
しやしん6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるで捨身すてみのかまえとしか見えない。もし位置をえて、信玄がそれに拠るとしたら、信玄は決して晏如あんじょとしていられない気がする。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私心我慾、小功の争いなど、きたないくさすな。勝たば、あましたのため、捨身しゃしん奉公、負くるも、天が下、恥なき武士もののふの死に方せよや
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
煩惱ぼんなう盡きし朝に遇ひて、今日を捨身しやしん首途かどいで
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)