“しゃしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
写真76.2%
捨身19.0%
斜身4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ニールスは、まわりにかかっている、外国がいこくへいってしまった人たちの写真しゃしんをながめました。男の人も女の人も、強そうな大きな人たちです。
捨身しゃしん菩薩がもとの鳥の形に身をなして、空をお飛びになるときは、一揚いちようというて、一はばたきに、六千由旬ゆじゅんを行きなさる。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
というと天堂一角、かたわらにいる原士の手から槍を取って、黒樫くろがしを低目に持ち、ずっと斜身しゃしんになったかと思うと、ピウッとごきをくれてつづらの横へ穂先をつけた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)