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黒樫
ふりがな文庫
“黒樫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くろがし
80.0%
くろかし
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くろがし
(逆引き)
お甲は、取り残していた四尺ほどの
黒樫
(
くろがし
)
の木剣を出した、武蔵が間でうけとった。
反
(
そ
)
り味と、重さと固い触感とが、
掌
(
て
)
に握ると、離したくない気持を彼に起させた。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
掌
(
て
)
でにぎりしめて、ぎゅうと、
扱
(
しご
)
いてみると、伸びと
反
(
そ
)
りとの調和に、無限な味と快感がおぼえられる。武蔵は、お甲からもらった
黒樫
(
くろがし
)
の木剣を常に離さなかった。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黒樫(くろがし)の例文をもっと
(4作品)
見る
くろかし
(逆引き)
黒樫
(
くろかし
)
の腰板をまわした、天井の高い客間の南側は、いちめんにガラス扉で、そこから谷を見おろす、ひろびろとした芝生の庭に出られる。
あなたも私も
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
黒樫(くろかし)の例文をもっと
(1作品)
見る
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
樫
漢検準1級
部首:⽊
15画
“黒”で始まる語句
黒
黒子
黒繻子
黒人
黒煙
黒白
黒雲
黒檀
黒髪
黒奴
“黒樫”のふりがなが多い著者
吉川英治
久生十蘭