“黒髪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くろかみ77.4%
かみ12.9%
くろげ3.2%
こくはつ3.2%
ブルネット3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年齢三十あまりと見ゆる女白く青ざめたる㒵に黒髪をみだしかけ、今水よりいでたりとおもふばかりたる袖をかきあはせてり。
もう寝返りも出来ないで、壁の方に片寝でいたお母さんがね、麻の顱巻った黒髪がこぼれて横顔で振向いた。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その目は遠く連山のを見やりて恋うるがごとく、憤るがごとく、肩にるる黒髪風にゆらぎに全身かがやけば、蒼空をかざして立てる彼が姿はさながら自由の化身とも見えにき。
(新字新仮名) / 国木田独歩(著)
たしかシュテッヘは、黒髪で、細い唇よりの髭と、三角の顎髯をつけておりましたね。そして、だいたいの眼鼻立ちや輪廓が、艇長と大差なかったのではありませんか
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)