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慨世
ふりがな文庫
“慨世”の読み方と例文
読み方
割合
がいせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がいせい
(逆引き)
春満の情熱も、
慨世
(
がいせい
)
の嘆も、内蔵助に話していたのでは、とんと反応があるのかないのか分らないのであったが、ひとたび堀部安兵衛に会って話すと
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たといそれがやむにやまれぬ
慨世
(
がいせい
)
のあまりに出た言葉だとしても、天子を
挾
(
さしはさ
)
むというはすなわち武家の考えで、篤胤の
弟子
(
でし
)
から見れば多分に
漢意
(
からごころ
)
のまじったものであることは争えなかった。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ともに
莱州
(
らいしゅう
)
の
産
(
うま
)
れだが、武芸はいずれ劣らない。
慨世
(
がいせい
)
の気があり過ぎてかえって世に
容
(
い
)
れられぬ
狷介
(
けんかい
)
の男どもだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
慨世(がいせい)の例文をもっと
(5作品)
見る
慨
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“慨”で始まる語句
慨
慨然
慨歎
慨嘆
慨歌
慨嘆然
“慨世”のふりがなが多い著者
吉川英治
島崎藤村