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慨歎
ふりがな文庫
“慨歎”の読み方と例文
読み方
割合
がいたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がいたん
(逆引き)
俺
(
おれ
)
などはまだ学問が足りないのだ、平家物語を註釈する程に学問が出来て居ないのだと言つて、
慨歎
(
がいたん
)
して筆を
擱
(
お
)
くところが書いてありました。
一人の無名作家
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
……いや、はや、実にどうも、
慨歎
(
がいたん
)
に堪えんことです。するとゴイゴロフは、ひどく
頼母
(
たのも
)
しそうな顔をして、おお、そうか。見そこなってすまなかったなァ。
犂氏の友情
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その子は今桑摘みに行っていないがとにかく
是非
(
ぜひ
)
休んで行けといって、
連
(
しき
)
りに一行の者を引止めて茶をすすめながら、木曾街道の駅々の
頽廃
(
たいはい
)
して行く姿をば
慨歎
(
がいたん
)
して
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
慨歎(がいたん)の例文をもっと
(10作品)
見る
“慨歎”の意味
《名詞》
慨 歎 (がいたん)
嘆き憤ること。
《動詞》
嘆き憤る。
(出典:Wiktionary)
慨
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
歎
漢検準1級
部首:⽋
15画
“慨”で始まる語句
慨
慨然
慨嘆
慨世
慨歌
慨嘆然
“慨歎”のふりがなが多い著者
吉江喬松
近松秋江
佐々木邦
柳田国男
幸田露伴
久生十蘭
海野十三
北大路魯山人
芥川竜之介