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慨嘆
ふりがな文庫
“慨嘆”の読み方と例文
読み方
割合
がいたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がいたん
(逆引き)
三河武士と貧乏とは、いかなる宿縁ぞや——などとよく若いさむらいは冗談に
慨嘆
(
がいたん
)
するが、実際、今もってそれは救われていなかった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主僧はそれと心を定めたらしく、やがて、「人間というものはいつ死ぬかわかりませんな」と
慨嘆
(
がいたん
)
して
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
西洋の狸から
直伝
(
じきでん
)
に輸入致した術を催眠法とか
唱
(
とな
)
え、これを応用する連中を先生などと
崇
(
あが
)
めるのは全く西洋心酔の結果で拙などはひそかに
慨嘆
(
がいたん
)
の
至
(
いたり
)
に
堪
(
た
)
えんくらいのものでげす。
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
慨嘆(がいたん)の例文をもっと
(7作品)
見る
“慨嘆”の意味
《名詞》
慨 嘆 (がいたん)
嘆き憤ること。
《動詞》
嘆き憤る。
(出典:Wiktionary)
慨
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
嘆
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
“慨嘆”で始まる語句
慨嘆然
検索の候補
慨嘆然
悲嘆慷慨
“慨嘆”のふりがなが多い著者
蘭郁二郎
佐々木邦
吉川英治
夏目漱石
田山花袋