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慨然
ふりがな文庫
“慨然”の読み方と例文
読み方
割合
がいぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がいぜん
(逆引き)
そこで、諸生徒は彼を鬼に仕立てて、意地の悪い張学正をおどしてやろうと思い立って、その相談を持ち込むと、彼は
慨然
(
がいぜん
)
として引き受けた。
中国怪奇小説集:11 異聞総録・其他(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
成は
慨然
(
がいぜん
)
としてついて来た。そして寝室の前にいくと周は石を取って入口の扉を打った。内ではひどく
狼狽
(
ろうばい
)
しだした。周はつづけざまに扉を打った。
成仙
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
「あれは一生の失敗だった」むしろ次郎吉は
慨然
(
がいぜん
)
と、「厭がるお前を無理にすすめ、一幕うったほどでもねえ、たいした儲けもなかったんだからな」
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
慨然(がいぜん)の例文をもっと
(24作品)
見る
“慨然”の意味
《名詞》
憤り、嘆くさま。憂い嘆くさま。
心を奮い立たせるさま。
(出典:Wiktionary)
慨
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“慨”で始まる語句
慨
慨歎
慨嘆
慨世
慨歌
慨嘆然
検索の候補
慨嘆然
“慨然”のふりがなが多い著者
村井弦斎
吉川英治
蒲 松齢
林不忘
幸田露伴
泉鏡花
国枝史郎
海野十三
岡本綺堂
小川未明