“がいぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
慨然52.2%
駭然34.8%
蓋然13.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成は慨然がいぜんとしてついて来た。そして寝室の前にいくと周は石を取って入口の扉を打った。内ではひどく狼狽ろうばいしだした。周はつづけざまに扉を打った。
成仙 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
その暗闇くらやみの中にそのとき彼を見た者があったならば、駭然がいぜんとし呆然ぼうぜんとして打ちひしがれたような彼の様子が見られたであろう。
あるいは学術上の言葉で言えば蓋然がいぜんの計算、によらなければ、たやすく完全に抑えつけることができない。