“漢学”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんがく66.7%
からまな33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを漢学かんがくといいました。生徒せいとは、七、八さいのちいさなから十三、四さいまでのものばかりで、諭吉ゆきちがいちばん年上としうえですから、たいへんきまりがわるいことでした。
漢学かんがくだから勤まるのさ。英語ならもううに首だよ」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
中世以来学問道徳の権威としてこの国に臨んで来た漢学からまなふうの因習からも、仏の道で教えるような物の見方からも離れよということであった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
中世以来学問道徳の権威としてこの国に臨んで来た漢学からまなふうの因習からも、仏の道で教えるような物の見方からも離れよということを深く心に銘ずるころであったから
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)