“センチメンタリズム”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
情緒主義25.0%
感傷主義25.0%
風流心25.0%
風流気25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近代文学の黎明れいめいは、実に浪漫派の情緒主義センチメンタリズムによって開かれている。それは資本主義の平民文化が精神する、あらゆる反貴族的、反武士道的なものを表象している。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
その新しき哲学とは、詩に瞑想めいそう的な実在観念を深めたことで、浪漫派の純一に情緒主義センチメンタリズムであったのとは、この点で教養が区別される。彼等は要するに浪漫詩人の、より観念化した変貌へんぼうだった。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
持つて生れた人道主義と感傷主義センチメンタリズムが承知しないで、遂に足を踏入れた事が無い。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
砂蟹が人の跫音をきいて八方へ逃げ出すので踏むではならないと気をつけ出すと、蟹の巣が無数に砂の中にならんでゐて、到底そんな風流心センチメンタリズムを抱いては歩き憎くかつた。
或るハイカーの記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
誰それが出現した当時は——と懐古的なる風流気センチメンタリズムにおどされるものであるが、却つて左ういふ風な言葉で苛められたり、おどされたりしながらも、もくもくとして己れの道をすゝみ
浪曼的時評 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)