“義者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎしゃ25.0%
ぎしや25.0%
ただしきもの25.0%
たゞしきもの25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれはその眼中がんちゅう社会しゃかい人々ひとびとをただ二しゅ区別くべつしている、義者ぎしゃと、不義者ふぎしゃと、そうして婦人ふじんのこと、恋愛れんあいのことにいては、いつもみずかふかかんってくのであるが
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
かれ其眼中そのがんちゆう社會しやくわい人々ひと/″\たゞしゆ區別くべつしてゐる、義者ぎしやと、不義者ふぎしやと、さうして婦人ふじんこと戀愛れんあいこといては、いつみづかふかかんつてくのであるが
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
云々うんぬんというような事で、イサクはどうやら父に殺されずにすんだのであるが、しかし、アブラハムは、信仰の義者ただしきものたる事を示さんとして躊躇ちゅうちょせず、愛する一人息子を殺そうとしたのである。
(新字新仮名) / 太宰治(著)
一人ひとりだにこゝに義者たゞしきものありや、またかく大いなる不和のこゝを襲ふにいたれるもとを我に告げよ 六一—六三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)