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性質
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こゝろ
ふりがな文庫
“
性質
(
こゝろ
)” の例文
跡に殘るは天地の間に生れ出でしまゝの我身瀧口時頼、
命
(
いのち
)
とともに
受繼
(
うけつ
)
ぎし
濶達
(
くわつたつ
)
の
氣風
(
きふう
)
再び
欄漫
(
らんまん
)
と咲き出でて、
容
(
かたち
)
こそ變れ、
性質
(
こゝろ
)
は戀せぬ前の瀧口に少しも
違
(
たが
)
はず。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
顧みれば瀧口、
性質
(
こゝろ
)
にもあらで
形容邊幅
(
けいようへんぷく
)
に心を
惱
(
なや
)
めたりしも戀の爲なりき。
仁王
(
にわう
)
とも
組
(
くま
)
んず六尺の
丈夫
(
ますらを
)
、
體
(
からだ
)
のみか心さへ衰へて、めゝしき哀れに弓矢の恥を忘れしも戀の爲なりき。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
“性質”の意味
《名詞》
性 質(せいしつ)
ある対象を特徴づける形態や機能、傾向。
(出典:Wiktionary)
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“性質”で始まる語句
性質上