“ごこち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
心地90.5%
心持9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女かのじょは、しばらく、ぼうっとして、心地ごこちになってしまいました。なにか、自分じぶんきなはなってかえろうとおもいました。
花と少女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いままでの分は、足にぴったりとしてはき心地ごこちはよかったが、ひどい古靴ふるぐつで、雨がふると、じくじくと水がしみこんできた。
サルトルは感謝感激、夢心持ごこち、ここで二人の心は寄りそったが、ちょうど夜が白々とあけたから、ツル子は別荘番のオバサンの部屋へ寝床をしいてもらって、ねむる。サルトルも改めて一とねむり。
現代忍術伝 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
「どうだ、上り心持ごこちは」
曽我の暴れん坊 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)