心胸しんきょう)” の例文
官兵衛は、説客として、まず彼の門をたたき、徹宵てっしょう、天下を談じ、風雲の将来をぼくし、また武士の心胸しんきょうをひらいて
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
真に心胸しんきょうの深処よりして道を体し徳を成すの人たらんことを願えるの人たるをるべき也。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)