“ポン・ヌフ”の漢字の書き方と例文
語句割合
新橋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新橋ポン・ヌフの上でうす緑色の馬車がどうだとか、或はあの赤いやうな色の滲じみ出し具合がどうだとか、或はまた眞珠に近い灰色をした家々の防火壁の上に貼られてある廣告がどうだとか
伸子たちは、壁にモザイクで、新橋ポン・ヌフとステーションの名を書いてあるあたりで立っていた。素子がタバコでもつけたそうに、ちょいと落付のない表情を目の中に浮べたときだった。不意に
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)