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寒月
ふりがな文庫
“寒月”の読み方と例文
読み方
割合
かんげつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんげつ
(逆引き)
「まるで犬に芸を仕込む気でいるから残酷だ。時に
寒月
(
かんげつ
)
はもう来そうなものだな」「寒月が来るのかい」と主人は不審な顔をする。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これが『猫』の
寒月
(
かんげつ
)
君の話を導き出したものらしい。高浜さんは覚えておられるかどうか一度聞いてみたいと思っている。
高浜さんと私
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
寒月
(
かんげつ
)
の
隈
(
くま
)
なく照り輝いた風のない静な晩、その蒼白い光と澄み渡る深い空の色とが、何というわけなく、われらの国土にノスタルジックな南方的情趣を帯びさせる
夜
(
よる
)
霊廟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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“寒月”の意味
《名詞》
寒月(かんげつ)
冬の空に出る冴えた月。
(出典:Wiktionary)
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
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