“寒風”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さむかぜ44.4%
かんぷう33.3%
かぜ22.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“寒風”を含む作品のジャンル比率
産業 > 林業 > 林業(児童)100.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
寒風さむかぜの松並木のあたりで、連れの名を呼んでみた女の子は、申すまでもなくお杉でありました。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
寒風さむかぜに四五羽飛び出て藪雀また吹かれ還る群笹むらざさの揺れに
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
みなさんがお正月しようがつやすみをへて、ふたゝ寒風かんぷうなか學校がつこうにおかよひになるときには
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
殊に広い一本道のはずれに淋しい冬の落日を望み、西北にしきた寒風かんぷうに吹付けられながら歩いて行くと、何ともなく遠い行先の急がれるような心持がして、電車自転車のベルのをば駅路の鈴に見立てたくなるのも満更まんざら無理ではあるまい。
せめて私もこの寒風かぜにと、恍惚うつとりそこに佇みぬ。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
と、覚悟を致し、ヒューという寒風かぜしのいで柳番屋の蔭に立って居ると、向うからぜん申し上げた黒縮緬の頭巾を被り大小を落差しに致して黒無地の羽織、紺足袋という扮装こしらえで通りました、白張しらはりの小田原提灯が見えましたから、
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)