“嗟呼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ああ75.0%
あゝ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嗟呼ああ、既に己の恋は敗れに破れたり。知るべからざる人の恋の末終つひ如何いかならんかを想ひて。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
くわふるに寒風かんきを以てし天地まさに大にれんとす、嗟呼ああ昨日迄は唯一回の細雨さいうありしのみにして、ほとん晴朗せいろうなりし為め終夜熟睡じゆくすゐ、以て一日の辛労しんらうかろんずるを得たるに、天未だ我一行をあはれまざるにや
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
嗟呼あゝ。』とさけんだまゝわたくし日出雄少年ひでをせうねん其他そのた水兵等すいへいら茫然自失ぼうぜんじしつした。